2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

どうでもいいつぶやき2

・近況 チェーホフを読む日々。やはり地味な小説はいい。なんとなく、今年から来年にかけて、色々なものが終わりそうな予感がする(願望込み)。ゼロ年代は散々だったから、ジュー年代は少しはまともになってほしいものだ(同じことを90年代の終わりにもつ…

あの時代のかれら ③

山本夏彦の述懐では燈火管制下も最後の最後まで屋台は出てたし、ミルクホールも営業を続けた。井上ひさしの社史で見る太平洋戦争によれば各百貨店も営業を続け、特に食堂は食料統制の中で外食できる数少ない場所であったため、独身者や労働者が行列をなした…

函館

ちょいと1泊2日で函館に行ってきましたんで、その感想を書きます。札幌と比べて ・駅前、官庁街、中心市街地が離れているため、歩きではなく路面電車を使っての移動となる。 ・駅前の衰退が目に見えてわかる。青函連絡船が無くなり、航空機による内地との…

初回限定版放課後ティータイム購入ののち

けいおん!劇中歌ミニアルバム「放課後ティータイム」が発売されました!!TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」アーティスト: (アニメーション)出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2009/07/22メディア: CD購入: 15人 ク…

努力と根性、何故ならば!!

「トップをねらえ!2」久しぶりに全編通して見ました! 働き始めて3ヶ月半。職場にも慣れて、見事にダレてました、が、しかし、ここでトップ2を見て、一発気合を入れなおしたぁああ!! やっちゃうぞー、事務仕事がんばるぞーとまぁ、そんな感じで簡単に…

どうでもいいつぶやき

・ツイッターは思ったより使い勝手がいいね。 雑記帳代わりに使うのにちょうどいい感じ。・信条皆無くんと五時間もスカイプしてしまった。 なぜ、カンダタはいつも長電話してしまうのか?・そこで得た結論。 洒落がわかるってことは、我々が思っている以上に…

南国で生まれた僕は、父親の仕事の都合で北海道に引っ越しするのが嫌でしかたなかった。幼稚園で仲良くなった友達と別れてまで行くような場所なのだろうか、と疑問に思った。弟は生まれてから少ししか経ってなかったので、何とも思ってなかっただろう。彼に…

お後がよろしいようで。

先日、「林家いっ平改め二代目林家三平襲名披露」に行ってきました。僕は基本的にライブというものに行く習慣はありません。忌野清志郎が好きだといっても、わざわざライブに行くことなんてありませんでしたし(行けるようになる頃には清志郎さんの容態が悪…

世界で一番熱い夏

暑い。暑いよー。本州の夏とは、かように粘着質な暑さを伴うものなのか。こんな暑さがずっと続けば大変だ。コンビニで買ったアイスは帰宅する前にドロドロに溶け、自動販売機で買ったミネラルウォーターは気づけばお湯になり、庭に干した洗濯物は蒸発し、女…

あの時代のかれら ②

野坂昭如は終戦間際、実妹を亡くした。この体験がジブリでアニメ化された蛍の墓だ。 彼は神戸市灘区に住み、養子ながらも比較的恵まれた生活を送った。しかし生活は戦争で一変する。神戸大空襲で養父は死に、養母は重症を負う。野坂少年は妹を抱えたまま、二…

編集会議は踊る、されど決まらず。

カンダタのメンバーってみんな忙しいし、赤目代表が東京に行っちゃっているのにどうやって意志の疎通を図っているんですか!なんて、話がちらほらでてきているようなので、ご説明いたしましょう。カンダタメンバーはみんなskypeをやっておりまして定期的に会…

断想5

『君に、胸キュン。』 イエロー・マジック・オーケストラきみと出会ったのは、1978年の秋。木枯らしがびゅんびゅんと吹き荒れる頃。まだ、ほとんどの物事が素朴で、あいまいで、いい加減だった時代。好きなことが見つからないぼくらは、毎日のようにレコ…

コミケにでるよーん

みなさん、今晩は!サークルカンダタ代表の赤目です。というわけで、ここではまだお伝えしてなかったと思いますが、コミックマーケットにでますよー!2009年8月16日(日曜日)、配置場所は、東地区「パ」ブロック−49b でございますよ。ちなみに赤目個人名義…

偉人の死(詩)

『忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館 ライブアルバム』を聴いた。清志郎はその中で何度も「オーケイベイベー」と言っていた。完全復活である。 喉頭ガンと診断され、入院してしまったキングの再来とあって、会場の熱気がスピーカー越しにも伝わってきた。先…

『そして、また、今日も』

生きたまま動かなくなった人間がいた。不自由なく呼吸はしているが、呼びかけには反応しない。掌は軽く開かれているが、何も掴もうとしない。目は開かれたまま、汚れのない天井を見つめている。動かない瞳から自然に湧き上がる泉のように、こんこんと涙が流…

明け方の

私は時間帯でいうと、明け方の札幌が好きです。 寝ぼけ眼の、ボンヤリとした静寂に包まれた街がいい。夏はすぐに太陽が昇ってしまい、本当に気だるそうな感じが。冬は青白い雪がオレンジ色の街路灯に照らされながら、徐々に夜が明けていく寂しさが。昼間のカ…

断想4

『ぼくの好きな先生』 RCサクセション先生と名がつく人はゴマンといるが、ぼくが先生と呼びたくなる人はそういない。先生、あなたはいつもつまらなさそうな顔をしていたけれど、それは心のおっきな部分で楽しいこととか、美しいこととか、悲しいこととか、い…

あの時代のかれら ①

1933年盧溝橋事件より日本は長きにわたる戦時体制へと移行した。そして1945年、夏、天皇陛下が自らをもって日本国民に敗戦を知らせるまで、当時の私たちの国は戦争を続けた。 当時の政府首脳はこの国のかたちについて、まるでビジョンを持っていなか…

半年後

札幌はこんな感じになります。 路面は凍り付き、ロータリー除雪車が轟音を鳴らし、空が赤い。 ああー やっぱり夏がいいです・・・

北の都と杜の都

皆さんごきげんよう。朔と申します。 道産子だけど仙台人です。カンダタメンバーじゃないのに記事を書けと脅されたので書きます。 <本編ここから> 入学したばかりの頃、「仙台と札幌どっちが都会?」と聞かれた。はっきり言って、どっちが都会か議論したと…