2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

若さってなんだ

札幌も最近暑くなってきました。毎日最高気温が25℃オーバーです。でも本州と比べると遥かに快適です。しかしながら北海道にいる身にとっては暑くて仕方ないのです。職場は経費節減だかでエアコン入れない始末。窓を開け放って仕事すると、なんか高校時代に…

断想3

『CAN YOU CELEBRATE?』 安室奈美恵あれから十数年、思い出してみると、だぶだぶの靴下も、似合いもしないマスカラも、仲間うちだけで通じる言葉の数々も、何もかもが装備できない武器なのか防具なのかよくわかんないものだってこと、どこかで気づいてた。昼…

でもでもでもでもぉおおおおおおおお!

「昼からデモがあるんだけどよ。人数足りないからちょっと来てくれるか」会社の上司に突然言われました。デモって!?僕の勤めている会社は地域密着型でありますが、権利主張のためにデモ活動に参加することが、まったく無いわけではないのです。しかし、人…

ひっそりと

江別市、大麻。 ひっそりとした静かな街です。 私は好きです。【上林ケンジ】

夏至、過ぎる。

北海道の夏は、儚い。だいたい、ほとんど暑くない。むしろ夜になると寒くなり、下手したら風邪をひく。本州の人々にとっては正気の沙汰ではないと思われるが、時々、あの盆地特有の死ぬほど蒸し暑い京都の熱帯夜が恋しくなる。発狂しそうな暑さが、うらやま…

断想2

『木綿のハンカチーフ』 太田裕美恋人さん、あなたがここを発ってから、かれこれ三十年以上が経とうとしています。お元気でしょうか。お互い、そろそろいい歳なので、身体には気をつかわなくてはいけませんね。あの日、最後の手紙とハンカチーフが送られてき…

A面:はじめまして B面:断想1

◎はじめましてや。どうもどうも。カンダタ、影の悪徳プロデューサーこと、センパイ@東京です。来年から本格的に活動に参加するつもりですが、それまではしばらくソロ活動に専念します。ちゃんとしたペンネームは正式加入したときに考えます。もう、関わって…

うい、ピース

『そういえば、入学式のときもこの道を走った。何かしなきゃって思いながら、何をすればいいんだろって思いながら。このまま大人になっちゃうのかなって思いながら。 ねぇ、私。あの頃の私。 心配しなくていいよ。すぐ見つかるから。私にもできることが。夢…

秒速5センチメートル

最近、また観てしまいました。 面白いですね、この主人公。 まさに女泣かせ。 私としては2話目、コスモナウトが好きです。 好きだからといって、単純に告白なんか出来るもんじゃありません。しかしながらカンダタメンバーも、 遠野くらいのイケメンっぷりを…

この愛の歌

前回の記事に引き続き、大麻ではなく、タイマーズの話です。 今年、惜しくも亡くなってしまった忌野清志郎。北海道の田舎に住んでいる僕も、5月9日の一般葬のときばかりは東京へと足を運び、葬儀が営まれた青山付近を通る電車に乗ったものです。東京の空は…

しょくぱん!

私に恋人が出来た。 私にも恋人が出来た。 初めての恋人が出来た。 少し変わっている人だけど。 頭が食パンだけど。 とても優しい人。 初夏の昼下がり。 図書館に山尾悠子さんの本を借りにいった帰り。 私の前を、すごいお化粧をした同世代の女の子が歩いて…

大麻!! タンマ!?

私、信条皆無が敬愛する作家の本をだしました。といっても、一年前に出版されていたものです。その作家はとあるトラブルによって文壇から姿を消してしまわざるえなかったのです。そう、その作家とは乙女のカリスマ。嶽本野ばら先生です。「それいぬ_正しい…

後ろ向きに歩くという趣味

数年前ですかね、工場萌えなんてのが流行りまして、工場見学に行くカップルもたくさんいるとか。けっこうなことでございます。私も工場は大好きです。室蘭の新日鉄なんか特にいいなぁと思います。萌えという言葉が当てはまるのかどうか、わかりませんが、似…

芦別

芦別、 狂った街でした。【奥沢パンケ】

菊水について

私は菊水生まれ菊水育ち。生まれた病院が菊水にある国立病院だったから念入りな話。なにも菊水の病院で生まれなくてもいいようなもんだが致し方ない。なんの因果か、ずっと菊水で育ってきた。親の仕事の関係上もあるが、なにより炭鉱街育ちの父が菊水が好き…

僕は追いかけられた。

今振り返ってみても、あの日々はやはり当時の自分にとって必要だったのだと肯定するしかないと思う。高校一年生。僕は歩くのをやめた。朝日を恐れ、青いカーテンに閉ざされた窓から小さな社会を眺め続けた。自意識との対話の中で、僕は存在しない苦痛に顔を…

第8回文学フリマ参加の際の写真

秋葉原での一枚。 第8回、文学フリマ参加の際に、前日遊びまわったときに撮影しました。文学フリマ当日の、カンダタブースはこんな感じ。冬の文フリも、必ずや参加したいと思います。http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20090510【上林ケンジ】

本嫌いによる読書日記2〜こちらとあちら〜

一つ下の記事は多分、奥沢くんが書いたものと思われます。 それでは人のためにならない読書記録、今回も最近読んだ本の中から幾つかピックアップしてみました。よろしくどうぞー。「小説の読み方」、平野啓一郎、PHP新書、2009年 実は著者の小説は読んだこと…

カナダと合作といえば

昨日の日記では信条先輩が日本・カナダ合作映画の話をされています。 では私もカナダつながりで。カナダ合作映画といえば、恐らく日本で一番有名なのは「みなさん、さようなら。」 でしょう。 これはカナダ・フランス合作映画です。みなさん、さようなら [DV…

擬人化される世界の視え方

とんねるずの石橋貴明の娘である石橋穂のか。 その二作目にして初主演映画となる「LOOKING FOR ANNE アンを探して」がニュースで報道されていた。主演に話題性があるというだけで、別段そのほかのニュースと変わることなんてないはずなのに最近の自分が劇的…

「三丁目の夕日」とパンパンガール

先日、初めて映画版の『夕焼けの詩・三丁目の夕日(ALWAYS 三丁目の夕日)』を見た。これまで小学生のころから読んできた『三丁目の夕日』、西岸良平の地味な画風で、ほのぼのとした内容。以前なら到底ヒット映画の原作にはならないであろう漫画である…